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ワシントン大学-东北大学アカデミックオープンスペースを开所

2017年4月14日(金)、ワシントン大学(米国?シアトル)に、本学としては5番目となる海外代表事務所であるワシントン大学-東北大学アカデミックオープンスペース(University of Washington-Tohoku University: Academic Open Space (UW-TU:AOS))が開所しました。
 开所式は、専门ワークショップや记念シンポジウムを含めて3日间に渡り行われ、本学からは、里见进総长、植木俊哉理事ほか、関係者约20名が出席しました。

ワシントン大学のAna Mari Cauce学長とのAOS設置覚書調印式において里見総長からは、東日本大震災に係るワシントン大学の支援等に謝辞を表すとともに、「ワシントン大学と本学の長年の研究教育交流の成果がAOSという素晴らしい形となった。Openという言葉が示すとおり、本学の門戸開放の理念も踏まえ、多様な分野で多様な人材が集まり、新たな知が創出されることをAOSに期待する」と述べられました。
 また、颁补耻肠别学长からは、「础翱厂を通じた両大学の连携により、航空宇宙や新素材のほか、产业界から要望の高い分野において新たなイノベーションを生むことができる」と抱负が述べられました。

调印式にて
着座:里見総長(右)とワシントン大学のAna Mari Cauce学長(左) (*photo by Mark Stone/University of Washington)

调印式に先立ち行われた复合材料?次世代航空机をテーマとした记念ワークショップでは、本学を中心に连携する大学や、东レ、ボーイング等公司からの研究者及び大学院生が参加し、活発な质疑応答が交わされました。
 このワークショップをコーディネートし、AOSの東北大学側副責任者(研究)である航空宇宙工学専攻の岡部朋永教授は、「ワシントン大学や東レコンポジットアメリカ(現Toray Composite Materials America)と連携し、複合材料?次世代航空機関連テーマでのワークショップを過去5年にわたり行ってきている。さらに昨年の7月以降、大内二三夫教授(ワシントン大学材料工学科長)の助けを借りて、より効果的かつ強固な連携にすべく関係者と意見交換を重ねてきた。それら一連の活動がAOS設置に繋がったことは大変嬉しく思う。太平洋を隔て隣り合わせた2つの大学は特色も良く似ており、互いの良さを引き出せる関係になりうると思う。また、シアトルは全米屈指の産業集積地であり、世界の動向をいち早くつかむための格好の場所である。今後は、研究と教育の両面でAOSを発展させ、その成果をシアトルの地から全米?世界に発信していきたい。」と語りました。

ワークショップの様子

ポスターセッションで説明する学生

础翱厂前にて
(左から滝泽工学研究科长、植木理事、里见総长、大内教授)

记念シンポジウムでは、础翱厂の役割や、础翱厂を通じた内阁府戦略的イノベーション创造プログラム(厂滨笔)「革新的构造材料」の推进のほか、教育交流プログラム、灾害科学やクリーンエネルギー等の新たな连携を见据えた両大学の研究绍介など、今后の础翱厂の活动の具体例や取り组みの绍介が行われました。
 ワシントン大学侧で础翱厂の责任者を务める大内二叁夫教授は、「両大学は、高い研究力だけでなく、产业界との连携や、所在地における自然灾害への危惧の共有など、様々な方法で相互补完的な取り组みをすることができる。础翱厂を通じて、両大学の教员や学生が定期的にオンラインでも直接でも会える场を提供し、このような研究教育の机会を発展させ、アイデアを交换することにより新たな国际产学官连携を生み出すことが目的である。」と础翱厂の役割や意义を説明しました。

覚書調印式後に総領事公邸で行われたレセプションでは、両大学の関係者の他、ワシントン州政府?現地企業の幹部等、約80名が出席しました。大村昌弘総領事のほか、来賓としてご挨拶をいただいた、Schuylar Hoss州知事公室国際部長や大西盛行Toray Composite Materials America取締役社長兼CEOからは、両大学の活動や、AOSを通じた産学官の更なる連携に期待が寄せられました。

础翱厂が设置されたワシントン州?シアトルは、ボーイング、マイクロソフト、アマゾン、スターバックス等、名だたるグローバル公司が位置しているとともに、东レ、叁菱航空机、スバル等、多数の日系公司も进出しております。
 「础翱厂は、ワシントン大学と本学との共同研究や学生交流を支援するのみならず、米国における本学のゲートウェーとして、様々な分野の研究者や公司を交えたワークショップ等を开催することにより、新たな交流?连携のマッチングの场として机能し、国际的共同研究体制と产学连携の推进を図る。当面は、実绩のある材料や航空?宇宙分野での连携を充実させるが、両大学の强みでもあり、相乗効果が期待できる灾害科学や医疗、物理学等にも対象を広げていく。また、将来的には、础翱厂が公司等からのファンドを得て、自律的に活动していくスキームを构筑したい。」と、企画?调整を行っている山口昌弘副理事は今后の构想を语りました。

すでに、いくつかの分野でワークショップの调整が开始されており、础翱厂は今后、本格的に活动することになります。

问い合わせ先

国际交流课
罢贰尝:022-217-4844

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