2018年 | プレスリリース?研究成果
異分野融合による新規触媒の発見 貴金属の代替と触媒機能のメカニズム解明に期待
【発表のポイント】
- 「ホイスラー合金」という特殊な合金群において优れた触媒を発见。
- 贵金属代替触媒を开発できる可能性。
- 构成元素の调整により触媒机能をチューニング可能。
- 合金の触媒机能のメカニズム解明につながる可能性。
【概要】
近年、整数组成比で规则的な原子配列を有する「金属间化合物(础mBn)」がユニークな触媒机能を示すことから新规触媒として注目を集めています。金属间化合物の一种である「ホイスラー合金(齿2驰窜)」は、磁性?スピントロニクス材料、热电材料および形状记忆合金として有名ですが、触媒としては无名でした。
元々磁性材料を専门とする学际科学フロンティア研究所の小嶋隆幸助教は、本合金の触媒としての可能性に着目し、多元物质科学研究所の蔡安邦教授および亀冈聡准教授と共同で研究を进め、アルキンの选択水素化反応に対して优れた触媒になることを発见したとともに触媒机能の精密制御が可能であることを示しました。さらに、鹿児岛大学の藤井伸平教授および物质?材料研究机构の上田茂典主任研究员と协力して机能性のメカニズムに迫りました。
本成果は貴金属を用いない高機能触媒の開発につながるとともに、不明な点が多い金属間化合物の触媒機能のメカニズム解明にも貢献すると期待されます。なお、成果の詳細は米科学誌Scienceの姉妹誌である「Science Advances」にオンライン公開されます(2018年10月20日、日本時間午前3時、オープンアクセス)。

図1. ホイスラー合金の構造、使用される分野および典型的な構成元素。第1族、第2族、希土類などを含む場合もある。 (掲載論文?関連論文②より)
? ACS Publications
? CC BY-NC()
问い合わせ先
<研究に関して>
东北大学学际科学フロンティア研究所
助教 小嶋隆幸 (こじま たかゆき)
电话 022-217-5723
贰-尘补颈濒 迟补办补测耻办颈.办辞箩颈尘补.产4*迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)
<报道に関して>
东北大学学际科学フロンティア研究所
特任准教授URA 鈴木一行 (すずき かずゆき)
电话 022-795-4353
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