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光の周波数(色)の量子もつれ発生に成功 ?光の周波数を用いた大容量量子通信技術の実現へ?

【発表のポイント】

  • 特殊な加工が施された结晶にレーザー光を通すだけで光の周波数(色)の量子もつれを有する光子の直接発生技术の実现に成功した。
  • 今后、多数の异なる周波数をもつ光子を利用した大容量量子通信?量子计算技术の実现が期待される。

【概要】

东北大学学际科学フロンティア研究所の金田文寛助教、电気通信研究所の枝松圭一教授、电気通信大学の清水亮介准教授らのグループは、特殊な加工を施した结晶にレーザー光を通すだけで异なる2つの光子がもつ周波数(色)の间に「量子もつれ」を発生させることに成功しました。従来の方法とは异なり、今回の成果は简便かつ低损失な色の量子もつれ発生方法であり、さらに多色の量子もつれ光子発生へと拡张可能な技术であるため、今后光子の周波数を用いた大容量量子情报技术の実现に重要な役割を果たすことが期待されます。

本研究の成果は米国光学会論文誌Optics Express誌に1月16日に掲載され、「Editor's pick」として論文誌から高い評価を受けています。

図1:周波数の量子もつれ光子発生方法概念図。レーザー光子は非线形光学结晶内で光子のペアに分裂し得るが、2つの异なる领域で発生しうる光子の周波数と偏光の状态が互い违いになっている相関を持っており、光子のペアは量子もつれ状态となる。従来の方法で必要であった干渉计等の复雑な光学系や损失の大きい光フィルターを必要とせず、简便に周波数の量子もつれが発生可能となった。

详细(プレスリリース本文)PDF

问い合わせ先

(研究に関して)
东北大学学际科学フロンティア研究所 助教 金田文寛
东北大学电気通信研究所 教授 枝松圭一
  電話022-217-6398  E-mail kaneda*riec.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)

(报道に関して)
东北大学学际科学フロンティア研究所 鲍搁础 铃木一行
電話022-795-4353 E-mail suzukik*fris.tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)

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