2020年 | プレスリリース?研究成果
隕石衝突でアミノ酸生成 太古の地球と火星では大気主成分を材料として生命分子が生成された!
【発表のポイント】
- 陨石衝突反応の模拟実験を行い、衝突によって二酸化炭素、窒素、水、陨石鉱物からアミノ酸が生成することを明らかにしました。
- 生命诞生前の地球大気の主成分と海洋の主成分、陨石の主要鉱物から、タンパク质の材料であるアミノ酸が生成することを示したものです。
- 约40亿年前の火星でも、衝突によって生命の材料分子が生成していた可能性を示しています。
【概要】
生命诞生前の地球の大気は二酸化炭素と窒素が主成分と考えられており、そのような环境で生命の材料分子が生成する条件は非常に限定的と考えられてきました。东北大学理学研究科の古川善博准教授らの研究グループは、二酸化炭素、窒素ガスを炭素源と窒素源として、太古の地球に小惑星や陨石が高速で衝突することによって、タンパク质を作るアミノ酸が生成することを明らかにしました(図1)。この研究结果は、地球上において普遍的に存在した大気成分から生命材料が生成したことを示しています。また、约40亿年前の火星においても、同様の现象で化学进化(生命诞生までの化学反応)の初期段阶であるアミノ酸の生成が起こっていた可能性を示しています。
本研究成果は2020年6月8日(月)公开の英国科学誌Scientific Reportsに掲载されました。

図1:陨石海洋衝突のモデル図
(Credit: Tohoku University/ Yoshihiro Furukawa)
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学大学院理学研究科地学専攻
准教授 古川 善博(ふるかわ よしひろ)
电话:022-795-3453
贰-尘补颈濒:蹿耻谤耻办补飞补*迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)
(报道に関すること)
东北大学大学院理学研究科
広报?アウトリーチ支援室
电话:022-795-6708
贰-尘补颈濒:蝉肠颈-辫谤*尘补颈濒.蝉肠颈.迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)