2020年 | プレスリリース?研究成果
反强磁性体がまた一歩「使える」材料に~多结晶金属ヘテロ构造の反强磁性スピン秩序の电気的制御を実証~
【発表のポイント】
- 半导体プロセスと互换性のある反强磁性材料の电気的制御を実証
- 反强磁性スピン秩序の电流制御と长时间の状态保持が可能な多结晶金属ヘテロ构造を开発し、放射光で可视化に成功
- 反强磁性スピントロニクスの电子デバイス产业利用に前进
【概要】
「反强磁性スピントロニクス」の工学利用への注目が高まっていますが、电子デバイスとして応用するためには、现行の半导体プロセスと互换性がある材料に机能性をもたせることが课题となっていました。
东北大学先端スピントロニクス研究开発センターのサミック?ダッタグプタ助教、电気通信研究所の深见俊辅教授、大野英男教授(现、総长)らは、ニューサウスウェールズ大学(オーストラリア)、スイス连邦工科大学らとの共同研究により、反强磁性スピン秩序の电気的制御と长时间の状态保持が可能なうえ、半导体プロセスと互换性のある多结晶金属ヘテロ构造を开発し、英国の放射光施设にてその様子を可视化することに成功しました。
今回开発した材料と手法は「反强磁性スピントロニクス」の产业利用を大きく前进させるものであり、従来にない机能、性能を有した人工知能ハードウェアなどの革新的情报技术へと繋がるものと期待されます。
本研究成果は2020年11月11日に英国の科学誌「Nature Communications」のオンライン速報版で公開されました。

図1) 強磁性体と反強磁性体のスピン秩序の電気的制御の概念図。強磁性体では磁気モーメント(スピン)が互いに揃うように配列しており、全体としての磁化の方向でデジタル情報の「0」と「1」を記憶できる。対して反強磁性体では全体としての磁化は持たないが、ミクロには磁気的な秩序があり、その状態に対して情報の「0」と「1」を割り当てることができる。
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学电気通信研究所
教授 深見 俊輔
电话 022-217-5555
贰-尘补颈濒 蝉-蹿耻办补尘颈*谤颈别肠.迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)
(报道に関すること)
东北大学电気通信研究所 総務係
电话 022-217-5420
贰-尘补颈濒 蝉辞尘耻*谤颈别肠.迟辞丑辞办耻.补肠.箩辫(*を蔼に置き换えてください)