2020年 | プレスリリース?研究成果
深海の奇妙な微小動物 コウラムシ類(胴甲動物門)の新種 国内2例目32年ぶりの新種発見
【発表のポイント】
- 深海からみつかったコウラムシ类(胴甲动物门)を新属新种として発表
- 1988年以来のコウラムシ类の日本产新种
- 谜に満ちた动物グループの多様性解明に一歩近づく
【概要】
頭は200を超える棘で覆われ、胴は鎧のように丈夫な動物、それがコウラムシ類(胴甲動物門)です。一見、毛がふさふさとしたランタンにも見えるこの動物は、海底の砂のすきまに棲んでおり、1983年までその存在が知られていなかったほど希少なグループです。东北大学大学院生命科学研究科の藤本心太助教らのグループは、三重大学、広島大学の練習船、勢水丸、豊潮丸による日本沿岸の調査により、日本産としては32年ぶり2種目となる新属新種Wataloricus japonicusを報告しました。
本研究はドイツのMarine Biodiversity誌(電子版)に11月14日付で掲載されました。

本研究で発表したコウラムシ類Wataloricus japonicus. 体長は0.3ミリ程度。
【用语解説】
动物门:动物を体の基本的な仕组みでグループ分けした时の、それぞれのグループを指す、系统分类学の用语。动物は30いくつかの动物门に分けられる。
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学大学院生命科学研究科
担当 藤本 心太 (ふじもと しんた)
電話番号: 017-752-3388
Eメール: shinta.fujimoto.c4*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
(报道に関すること)
东北大学大学院生命科学研究科広報室
担当 高橋 さやか (たかはし さやか)
電話番号: 022-217-6193
Eメール: lifsci-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)