2020年 | プレスリリース?研究成果
上皮組織の境目を保つのは細胞の接着性の違い 免疫系で働く遺伝子の接着分子としての新機能を発見
【発表のポイント】
- 上皮组织には区画を分ける境目がある
- 免疫系で働く罢辞濒濒遗伝子の発现境界がちょうど境目に一致する
- 罢辞濒濒遗伝子は境目を保つ役割がある
- 罢辞濒濒遗伝子が接着分子としての机能を持つ
【概要】
土地が区画化されているように、私たちの体の中にある組織も区画化されています。区画間の境目を維持する仕組みについてはこれまで長い論争が続いていました。东北大学大学院生命科学研究科の梅津大輝助教、倉永英里奈教授らのグループは、細胞同士の接着性の違いによって境目が維持されるという、50年以上も前に提案された仮説が正しいことを上皮組織において初めて証明しました。その役割を担うのは、免疫細胞において病原体の認識に働くToll遺伝子群の一つでした。免疫系で働く遺伝子が接着分子として多くの組織で利用されている可能性が考えられます。本研究成果は12月10日付けでNature Communications誌に掲載されました。

図1.ショウジョウバエの翅と腹部に见られる组织内の境目
问い合わせ先
(研究に関すること)
东北大学大学院生命科学研究科
担当 梅津 大辉 (うめつ だいき)
電話番号: 022-795-6701
Eメール: umetsu*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
担当 仓永 英里奈 (くらなが えりな)
電話番号: 022-795-6709
Eメール: erina.kuranaga.d1*tohoku.ac.jp (*を@に置き換えてください)
(报道に関すること)
东北大学大学院生命科学研究科広報室
担当 高橋 さやか (たかはし さやか)
電話番号: 022-217-6193
Eメール: lifsci-pr*grp.tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)