2022年 | プレスリリース?研究成果
脳活動が高い状態でのニューロフィードバック脳トレが認知機能向上に効果的! 脳活動をリアルタイムでモニタリングできるニューロフィードバック脳トレの開発
【本学研究者情报】
〇加齢医学研究所 准教授 野内类
【発表のポイント】
- 脳活动をリアルタイムでフィードバックするニューロフィードバック脳トレの効果を无作為比较试験を用いて検証した。
- ニューロフィードバック脳トレは、ニューロフィードバックのない通常脳トレよりも认知机能を向上させる効果があることを明らかにした。
【概要】
年齢に関わらず、认知机能を维持?向上させるトレーニングの开発に多くの関心が寄せられています。
东北大学加齢医学研究所の野内类准教授と川岛隆太教授を中心とする研究グループは、脳活动をリアルタイムでフィードバックしながら脳トレを行うことができるニューロフィードバック脳トレ(狈贵脳トレ)を开発し、若年者を対象に无作為比较対照试験を用いて効果検証を行いました。その结果、1日20分间の狈贵脳トレを4週间実施した群は、通常の脳トレを実施した群やパズルゲームを実施した群よりも、认知机能(注意、作业记忆、エピソード记忆)が向上することが明らかになりました。
本研究の成果は、2021年12月21日にオンライン雑誌のBrain Sciences誌(Impact Factor = 3.394)に掲載されました。

図1 本研究で用いた脳トレゲーム介入システム
脳計測を行うNIRS装置(NeU社製:HOT-1000)とゲームを実施するタブレットPC(Huawai社製:MediaPad M3 lite)をBluetoothで接続して脳トレゲーム介入を実施しました。
问い合わせ先
东北大学加齢医学研究所
〒980-8575 仙台市青叶区星陵町4-1
担当:野内類 (のうちるい)
电话番号:022-717-8952
E-mail: rui*tohoku.ac.jp(*を@に置き換えてください)
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