2025年 东北大学総长 年頭所感(2025.1.6)

谨んで年头のご挨拶を申し上げます。
东北大学は昨年末、国际卓越研究大学第一号として、认定?认可されました。
このことは、これまで研究教育?社会貢献に努力を重ねてきた教职员各位、そして本学に関係する皆様のご支援によるものであり、改めて感謝申し上げます。
国际卓越研究大学の认定?认可
认定?认可を受けて、今后、计画である25年の间に、真に世界に伍する研究大学への飞跃を目指します。本年は、その第一歩を踏み出す节目の年であり、本学构成员が一丸となり、また本学に関わるすべてのステークホルダーの皆様と手を携え、新たな歴史の扉を开いてまいります。
本学は先の研究等体制强化计画において、「世界に伍する研究大学たる东北大学とは何か」を社会に提示しました。国际卓越研究大学を目指す初年度である今、研究大学として必要な成长を各构成员が共感し、认识しながら迈进してまいります。
国际卓越人事
「国际卓越研究大学」の事業は、日本で低下している研究力を強化することが、大きな目的の一つです。今後の計画遂行において、研究力強化のためには、如何に多くの優秀な研究者に、本学で活躍してもらうかが極めて重要です。このような卓越した研究者のほか、今後5年間で、研究支援プロフェッショナル人材を抜本的に充実させていきます。各組織の長期戦略に則した国际卓越人事に加えて、大学全体の発展を見据えた戦略的人事も併せて遂行します。
このような人事は、透明性と統一性を以て遂行されることが肝要です。昨年10月に設置したHCM(Human Capital Management)室を通じて、一定の選考基準を示すとともに各組織の戦略を確認しつつ、人事計画の審査をすでに開始しているところです。
基盘的研究强化における若手の活跃
研究力强化戦略としては、従来の3阶层研究力强化パッケージにおけるトップレベル研究、第2层の分野融合研究强化は勿论のこと、基盘的研究の强化に注力します。
若手研究者の自由な発想に基づく研究こそが、将来の研究を支える基盘であることは言を待ちません。これまで若手研究者の育成を独自で展开してきた「学际科学フロンティア研究所」の事例を踏まえ、优秀な初期?中坚キャリア研究者(贰惭颁搁)を登用するとともに、若手が活跃できる研究环境を拡充します。
星陵キャンパスにおいては、若手?中坚フィジシャンサイエンティスト育成のための厂颈搁滨鲍厂医学イノベーション研究所を本年4月に创设し、医学?医疗分野におけるイノベーションを目指します。
产学共创
产学共创においては、企業のR&D拠点をキャンパス内に設置する共創研究所はすでに33を数え、青葉山新キャンパスのサイエンスパーク事業も進展しています。东北大学関連のスタートアップも199社を数え、今後もすべてのキャンパスを共創空間、イノベーションの場として、我々の知を社会価値とすべく、社会との共創を一層推進してまいります。
世界に伍する研究大学としての教育を目指して
教育面においては、2027年を目途に开设される「ゲートウェイカレッジ」のほか、「高等大学院」や「アドミッション机构」の设置?拡充についても具体的準备を进めます。
新たなガバナンス
一方、本学の新たなガバナンス体制について绍介します。
全方位の国際化を推進するため、新たにCGO(Chief Global Officer)を創設し、フランスの国立応用科学院で国際連携担当副学長等として活躍しているMarie-Pierre Favre氏が、本年4月に着任します。国際リンケージの強化や学内業務の国際化の推進を担っていただきます。
最后に、东北大学は、研究第一はもとより、早くから门戸を开放して多様性を尊び、実学を重んじて社会価値を创造してきました。新たな研究大学への変革は、この顿狈础があるからこそ、可能であると考えます。
本学のさらなる飞跃を誓い、新年の挨拶とさせていただきます。
2025年1月6日
东北大学総长